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先日、経済産業相から「4年後の2012年までに、白熱電球(白熱灯)の国内製造・販売を中止し、電球形蛍光灯への全面切り替えを完了させる」との方針が表明され、これを受けた形で、照明メーカーからも「2010年を目処に一般白熱電球の製造を中止する」という発表がなされましたね。
私もそうですが、白熱灯の温かみのある光が好きな人には残念なことですが、エコが声高に叫ばれるこのご時勢、やむを得ませんね。
光色に関しては、技術進歩がきっと解決してくれることでしょうw
さて、そんな「白熱灯から蛍光灯への切り替え」について、消費電力量・電気代・温室ガス排出量など観点から考察している記事を見つけました。
☆AllAbout環境を考えた住まい
『白熱灯から蛍光灯へ切り替える効果、検証!』
要約すると、白熱灯は、蛍光灯の概ね1/4~1/5程度の消費電力、値段は10倍、寿命は最大10倍。そのため、蛍光灯自体の値段が高くても、寿命と省電力の差で節約になり、
交換の回数が減るので、省手間&省資源にもなる、との結論に達しています。
うーん、やっぱり蛍光灯の方がいいのかぁ、と納得したのですが、一コ盲点があることを発見。
それは、マイホームの人はよいですが、問題は賃貸住まいの場合。
賃貸の場合、玄関やトイレ、洗面所など現在白熱電球を使っている場所は、備え付けの照明器具を使用していますよね?
電球が切れた場合、自分で交換すると思うのですが、(蛍光灯になった場合)その価格が約10倍になって、寿命が10倍になっても、その家に住んだのが1,2年程度だったら、負担だけ増えることになりませんか?
もちろん、タイミングによっては、一度も交換せずに済む場合もあるでしょうが。。。
まぁ、そんな細かいことを気にする人は少ないのかな!?(笑)