快眠のためにはリビングを暗く♪
先日、TBS系の情報バラエティ番組「がっちりアカデミー」にて、"睡眠とリビングの明るさ"について、面白い実験が行われていたので、ピックアップしてみたいと思います。
この番組、決められたテーマについて、専門家(ソントク先生)がお得情報を披露するという番組で、先週(6/18)のテーマは"睡眠"。
ここで、いま人気の経済評論家・勝間和代氏が睡眠とリビングの明るさの関係について紹介してました。
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○ちゃんと寝たいときは、リビングは明るいのが「ソン」
(寝室に行く前の)リビングで過ごす、その時のリビングの明るさが重要である、と語る勝間先生。
勝間:海外では(リビングとか)ビックリするくらい薄暗いですよね、あれには理由がありまして、日本のように明るいと、メラトニンというよく眠れるホルモンが出なくなるんです。
これは、日中明るい時は出ないのですが、暗くなると段々眠気を誘うように出てきて、グッスリ眠れるように調整してくれるんです。
そこで、実際にリビングの照明を暗くするだけで、本当にグッスリ眠れるのか検証してみることに。
一般家庭の長谷川さん夫妻に協力していただき、まず、長谷川家のリビングの明るさを測ってみると、約800ルクス。
この800ルクス、日本のお茶の間の平均的な明るさだそう。
ちなみに海外のリビングの明るさは、100~300ルクスくらいです。
そこで、1日目の夜は800ルクスの明るさのリビングで、2日目は明かりを200ルクスに抑えたリビングで過ごしていただき、寝る前の同じ時間(21時と25時)に採血をして血液の中のメラトニン量を調べます。
このメラトニンの量が安眠の目安。多いとグッスリ眠れて、少ないと上手く眠れないということ。
1日目。
いつも通りの800ルクスのリビングで生活していただきました。
就寝後の様子を観察すると…、ご主人なんだか寝返りが多いよう。
血液検査の結果は、メラトニン量は72pg/mlの増加。
そして2日目。
今度は、リビングの明かりをグッと落として200ルクスの明るさに。
ちょうどホテルのお部屋ぐらいの明るさに、戸惑いながらも普段通りの生活。
すると、就寝後の様子も寝返りが少なく、安眠できていそう。
翌朝の感想も、
ご主人:寝つき良かったですよ。熟睡したような気がしますね。
血液検査の結果は、89pg/ml増と1日目よりも上昇♪
これは、暗いリビングで過ごした方がよく眠れたという証拠。
つまり、グッスリ眠りたければ、リビングを出来るだけ暗くする方がトク!!
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ちょっと目から鱗でした♪
"海外の部屋の暗さ"について、私の個人的な推論は「彼らは青い瞳だから(黒い瞳の)日本人より絶対明るく見えてるに違いない」(笑)
夏のビーチなんかでも、欧米人は絶対サングラスをしてますが、日本人はけっこう裸眼でも平気ですよね。
だから、部屋の照明も(雰囲気重視とかではなく)単純にあの明るさでも大丈夫なんだよ、と思っていたのですが、上記のような睡眠との関連を経験上知っていて、そうしているのかも知れないと考えを改めました(^^